「ゆったん」はラブラドールの女の子で2016年11月23日生まれ、2017年3月にわが家の一員になりました。このブログではゆったんの実際の体験を踏まえて記事を書いています。ラブラドール・レトリバー 避妊手術当日
前回書いたようにとうとうゆったんの避妊手術の日がやってきました。
前日は心配で全然眠れませんでした。
避妊手術の前日は21時までにご飯を済ませて、お水は朝の6時まで。
このあたりは病院によってちょっと違うみたいです。
夜、ご飯を食べる時間はいつも18時頃なんで問題なかったんですが、お水が問題でした。
6時にお水を下げちゃってそれから病院に行くのが11時。
この暑い時期に水が飲めない…。
かわいそう！
そんな気持ちをぐっと抑えて水を撤去。
ゆったんは朝からお水を飲みにいつもの場所に行って、
「あれ？水ないよ？」
という顔でこっちを見てきます。
ううう。ごめんね、ゆったん。
心が痛い。
そして、ご飯。
キッチンに立つと「ご飯かな？」と走ってやってくるゆったん。
でももらえない。
何度もその繰り返し。
「ああ、もうわたしも朝ご飯抜こう！」
そう決意したところで子供はご飯食べるし、旦那も食べる…。
そのたびダイニングテーブルのところでゆったんはご飯ちょうだい光線を放つ。
何度も「ごめんね、ごめんね」と言いながらその時間をやり過ごす。
そんな朝の心苦しい時間が過ぎて、病院へ行く時間が来ました。
受付を済ませて、診察まちのゆったん。
わからないけど何かがわかってるのかいつになく不安そうな顔。
決意が揺らぎそう。
このまま先生に謝って連れて帰ろうか。
そんなことを結構本気で考えているとゆったんの名前が呼ばれました。
ドキーーーーーーーン！！！
あーーー！めちゃくちゃ緊張してきた。
診察室に入るとゆったんの体重を測り、
「これから血液検査をして、そこで問題がなければそのまま避妊手術を行います。今日は様子を見るので一泊入院をしてもらって、明日お迎えに来てください。手術が終わり次第一度連絡入れますね。」
と、サクサク避妊手術にむけて説明をされてゆったんを預けました。
診察台に乗ったままのゆったんにバイバイして診察室を後にした時、思わず涙が出てしまいました。
まだ6ヶ月、赤ちゃんだよね。
めちゃくちゃ試練だよ。
ゆったんがんばれ！！
ラブラドール・レトリバー 避妊手術後～避妊手術2日目
ゆったんを預けて大体3～4時間後。
動物病院から電話がかかってきました。
「避妊手術が無事終わりました。」
と言われ、他に色々聞きたいことがあったのに色んな思いがこみ上げてきて胸がいっぱいで「ありがとうございました」としか言葉が出てきませんでした。
「明日、お迎えに来てあげてくださいね。」
電話が終わると、緊張から解き放たれて急にどっと疲れが。
まだ、心配もありましたが昨日の疲れもあったのでその夜は熟睡しました。
そして、お迎えの時間が来ました。
ゆったんに早く会いたい気持ちと、痛々しいゆったんを見たくない気持ちがありなかなか病院に入れなかったわたしをよそに旦那と子供たちはさっさと病院へ。
わたし心配しすぎ？？
受付を済ませて少し経つと、いつも通り名前を呼ばれて診察室へ。
そこにはまだゆったんはいませんでした。
先生から簡単に昨日のゆったんの様子の説明があり、その後ゆったんの切除した子宮と卵巣が登場。
「身体の割に子宮と卵巣は小さかったです。きっとまだ成長途中だったんだと思います。」
と先生。
犬の卵巣と子宮はVの字をしてるって本当でした。
ゆったんの子宮と卵巣をみてその小ささにまた泣きそうになったけど何とか持ちこたえて、ゆったんとご対面。
ヨレヨレ、フラフラ、を想像していたのにゆったんがわたし達の顔を見るなり尻尾ブンブン振って歩いてきたのを見て、心底安心しました。
そして、ゆったんは病院にお願いしていた術後服を着ていました。
避妊手術がストレスになるはずなので、術後のエリザベスカラーは邪魔になって余計にストレスになるような気がして避けたかったんですよね。
ゆったんの通っている病院はエリザベスウェアという術後服取り扱いがあって、希望すれば術後にそのまま着せてもらえるということだったので事前に術後服をお願いしていました。
術前の体重測定でゆったんは16kg。
中型犬と大型犬の中間の大きさだったそうで、中型犬用のエリザベスウェアを着ていました。
それがまたパツパツでレスリング服に見えて仕方ない（笑）
ちょっと大きくても大型犬用にしてあげてほしかった。
大型犬用はこれ。
ゆったんの着ているものが中型犬用です。
レスリング女子だ（笑）
でも、術後服のおかげで傷口は直接みえず、少しほっとした。
ゆったんが痛いのには変わりないと思うけれど、視覚的な痛さは少ないかもしれない。
病院から家に帰ってきて、普段とあまり変わりないようにも見えたゆったん。
でも、ちょっとすると立ち止まって、ぐったり。
心配で抱っこすると、普段は抱っこしても逃げようとしたりするのに今日は抱っこされたまま。
やっぱり痛いよね。
当たり前だよね。
だってお腹切ってるんだもんね。
でも、ご飯はいつも通りペロリと食べて、おしっことウンチも出ました！！
手術後はあまりご飯食べなかったり、おしっこやウンチが出なかったって話をよくきくので元気はないけどちょっと安心しました。
ただ、おしっこにはちょっと血が混じっていてやっぱり手術の影響なのかなーと思います。
とにかく今日はゆっくりしてまた元気なゆったんになってね。
次回は今回の手術で病院でかかった費用や抜糸までをブログに書こうと思っています。
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