こんにちは。
今回は室内飼いのラブにケージやサークルは必要なのか、そしてケージやサークルにはどんな性能が必要なのかを調べてみました。
きっかけは、犬を飼っていない友人に
「室内で犬を飼うのに小屋(ケージやサークル)っていらないんじゃない?」
と言われたことです。
友人は「室内で犬を飼うなら家自体が小屋みたいなものだよね」という考えでした。
それを聞いて、
「ケージやサークルを室内で使うメリットとデメリットってなんだろう」
と疑問に思いました。
せっかくなのでケージやサークルの必要な機能も考えてみることにしました。
- ケージやサークルを使うメリットやデメリットを知りたい
- ケージやサークルに必要な機能を知ってから購入したい
- ケージやサークルの違いがわからない
という人は最後まで記事を読んでみてださいね。
よくわからないままケージやサークルを買って結局買い直す羽目になったという危険を回避できるので効率的にケージやサークル選びができるようになると思いますよ。
ラブラドール ケージやサークルを使うメリットやデメリット
私がゆったんをケージの中に入れておく時、どうしても「ゆったんを閉じ込めている」というネガティブな感情を持ってしまっていました。
ケージの中に閉じ込めておくのはかわいそうに思ったりもしました。
しかし、色々調べていくうちに実は犬は元々は穴倉動物で穴を掘って小さな巣を作って住む動物だったということを知りました。
そして、その穴の中で休むということが習性だったのでその穴の巣に代わる物を用意してあげることが必要なようです。
家の中で飼う場合は、その穴の巣に代わる物がケージやサークルになります。
ケージやサークルがあり囲まれていることで、自分のテリトリーが守られてリラックスして安心できる空間になるんですね。
外敵から身を守るための警戒心や防衛本能から解放されるようです。
「室内で外敵っている?」と思ったしまったんですがよく考えてみると
- 苦手な来客
- 雷の音や花火の音
- 掃除機などの音の大きい家電製品
など、「犬にとっての外敵」は室内にもたくさんあったんですよね。
そして驚いたのは、リラックスして安心できる空間があることで犬の性格も落ち着いたものになりやすくなるということ。
ケージやサークルがないと常に警戒していないといけないから落ち着きがなくなってしまうそうなんです。
確かにゆったんも「怖い」と思うと必ず安心できる場所に行くんですよね。
それはケージだったり、机の下だったりと常に一緒ではないんですがリラックスして安心できる空間がちゃんとあるんです。
また、他のメリットはケージやサークルがあると「群れの中の順位付け」がうまくいくことが多いそうです。
ケージやサークルがないと犬はリーダーと同じ行動範囲で生活することになり、自分が飼い主と同じ立場(ポジション)と思ってしまうことがあるそうです。
そうなると、しつけがうまくいかなくなってしまう危険があるそうです。
子犬の頃からちゃんとケージやサークルを用意してあげて自分のテリトリーを作ってあげることが大切なんですね。
そして、ケージやサークルを用意してあげることで犬を危険から守れることも大きなメリットです。
ゆったんは子犬の頃は家の中で色々なものを見つけては遊んだり、食べたりしてしまったので出かける時には子犬の頃はケージの中にほぼ入れるようにしていました。
少し大きくなったから室内で自由に動けるように、とケージに入れずにでかけた時には色々なものが破壊されて更には食べられたりしてしまってたんです。
その中で一番怖かったのは、ゆったんが留守中にDVDのディスクをバキバキに割って食べてしまった時です。
割れた部分がかなり鋭利になっていたのでゆったんを救急病院に連れていき吐かせる処置をしたのですが、待っている間本当に生きた心地がしませんでした。
結局お腹の中に破片は見つからず何事もなく済んだのですが、もし破片がお腹に刺さっていて開腹手術になっていたらと考えると恐ろしく、ケージやサークルに入れておく必要性を感じましたね。
それ以外にも、病院の入院時や災害時などケージに入れる必要がある時にもケージに入る事に慣れていればストレスをそんなに感じずに済むということもメリットです。
反対にケージやサークルのデメリットとして考えられるのは、ケージやサークルのを置くスペースを作る必要があるので部屋が狭くなってしまうということです。
また、ケージやサークルは購入して実際に使うと本当に必要な大きさなどが想像とは違っていたりします。
わが家も実際に使用してみて大きさが足りなかったり、高さが高すぎたりして結局2度ケージを買い替えています。
そして、ケージやサークルがあれば掃除も必要になります。
ケージやサークル内でウンチをすると踏んだり食べてしまう危険もあります。
でも、これまでのメリットとデメリットを比べるとメリットのほうが大きい気がしますよね。
私はやっぱり犬のためにも危険を回避するという意味でもケージやサークルは必要だと思います。
ラブラドール ケージやサークルの正しい使い方と必要な機能
ただ、ケージやサークルの使い方を間違えるとケージやサークルに入ることを嫌がるようになってしまいます。
私も以前、知らずに間違った使い方をしてしまっていたんですよね。
悪いことをした時に罰としてケージにゆったんを入れてしまっていたんです。
それからしばらくゆったんは「ケージに入れられる=罰」のように思ってしまったようでケージに入れるとずっと嫌がってクンクン泣いていました。
ケージが安心して落ち着ける場所になるためには罰として閉じ込めたりしてはダメだったんですね。
ケージやサークルの正しい使い方はケージやサークルの中は「楽しい」と思わせてあげてリビングなど家族が集まる場所で犬が1匹にならない所に置いてあげることです。
必要な機能は犬の性格によっても変わってくると思いますが、必要最低限なのは
- トイレのスペース
- 寝る(ベッドを置く)スペース
- 水飲みを置けるスペースもしくは掛けられる所
- 脱走しない高さもしくは屋根
だと思います。
そして、下に取り外し可能なトレーが付いているなどの掃除しやすいもののほうが清潔さを保てるのですがプラスチック製のトレーはどうしても濡れると滑りやすくなってしまうんですね。
ゆったんもプラスチックのトレーを使っていた時は滑ってばかりいて心配になったので、わが家はトレーではなく濡れてすべりにくく汚れをすぐ拭き取ることができるペット用のフロアマットを代わりに敷いています。
そして、ケージやサークルを家の中で移動する事が多いならキャスターが付いていたら便利だと思いますし、それぞれの環境で必要な機能も変わりますよね。
環境に応じて必要な機能を考えてケージやサークルを決めてもらうのが一番失敗がないと思いますよ。
ラブラドール ケージとサークルの違い
実はケージやサークルには違いがあるんです。
私も初めてケージやサークルを探したときはどちらがどんなものかをよく知らずに探していたんですが、
ケージ:スチールや金網などでできた囲いで側面だけでなく床面と屋根がある
サークル:側面のみの囲いで床面や天井がないもの
という違いでケージかサークルかが変わってくるみたいです。
ただ、色々見ていくとケージでも屋根が別売りでつけないまま使うこともあるしサークルでも別売りで屋根や床面を付けられるものもあります。
なので実際にはケージやサークルはそこまでの違いがないように思ってしまいます。
実際にamazonで「大型犬 ケージ」と「大型犬 サークル」で検索してみました。
こちらが「大型犬 ケージ」で検索した時の検索結果です。
そして、こちらが「大型犬 サークル」で検索した時です。
検索結果は微妙に違うものの、似ていますよね。
わが家はケージとサークル両方を買った経験がありますが、そんなに差を感じませんでした。
室内ケージやサークル選びをする時に重要なことは、環境や犬の性格に応じて必要な機能を考えて選ぶことだと思います。
サークルやケージ選びで迷っているならわが家のケージとサークル選びの体験談を書いてみましたので読んでみてくださいね。
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